もはや映画ではない?
盆休み、こどもがはやばやと「ナルト」の前売り券を持っていたので(プレミアムグッズ目当て)、引率のおやじのほうは、おなじシネコンでなるべく時間がかぶさる物をと思い、スピルバーグ製作×マイケル・ベイ監督「トランスフォーマー」を見てきました。
http://www.unltd-media.jp/tf/top.html
結論:これはもはや映画とは呼べない代物ではないでしょうか?
ハリウッドは金だけかけた白痴的に中身のすっからかんなSF映画をけっこう産出してきましたが、この「トランスフォーマー」は、「スターシップ・トゥルーパー」よりもっと中身が無いかもしれません。米軍がカネダシテイルノガアリアリだった「インディペンデンス・デイ」のほうがまだしも、爽快感が有ったと思います。いちおうシナリオが有り、性格を付与された登場人物が居るのですが、これが驚くばかりに平板なんです。アメリカ版のアニメは(私はビーストウォーズしか見ていないが)、日本的変身モノのお約束を意識しつつ、マーヴェルらしい、アメコミ・ヒロイックなテイストもあって、あれはあれで味わいがあったんですけど、変身おもちゃネタに、無理に映画的スクリプトを与えようとするから、無残な失敗に終わったのでしょうか。CGのデータをオープンし、ゲームおたくに3DCGゲーム化してもらったほうがよっぽどいい結果になるでしょう。同じマイケル・ベイ監督の「アルマゲドン」はそこそこ感動できるお話だったのに。
誤解の無いように書き添えますが、私はお馬鹿SFは大好きであり、「フレッシュゴードン」とか「バトルフィールド・アース」なんぞもOKなんですよ。それでも家に帰ってから、普段は決して繰り返してみることの無い、マイケル・チミノ監督「ディア・ハンター」とデヴィッド・リンチ監督「ストレイト・ストーリー」というしみじみ系?映画をたて続けに見てしまいました。
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コメント
「巨大○○、都市で大暴れ」という素材としては好きなんですけどねえ。
とにかく脚本がぼろぼろ、見せ方がへたくそではどうにもなりませんね。
私のマイケル・ベイ評価は相変わらず「最低監督のひとり」というところ。
今日は上の記事にある「ルネッサンス」を観てきます(鑑賞前なので記事は読んでいません)。
投稿 マクタロウ | 2007年8月17日 (金) 09時24分